今日、ご門徒さんから「なす」をおすそわけしていただきました。
おいしそうな「なす」です。
さて、「なす」をどうやって食べようか、考えること1分。
僕の「なす料理」のレパートリーが「麻婆(まーぼー)なす」しかないことに気づきました。
二度と戻らぬ貴重な時間です。
早めに気づけてラッキーでした。
そうと決まれば、さっそくネギと一緒に炒めます。
ひき肉と麻婆(まーぼー)なすの素(もと)を入れて・・・
完成。
さて・・・、これだけでは、ちょっともの足りないような気がします・・・。
ふと、古来から日本の寺院で脈々と語り継がれてきた?「般若湯(はんにゃとう)」なる飲み物があったのを思い出しました。
調べてみると、「般若(はんにゃ)」とは、
一般に「智慧」のことを言い、仏教におけるいろいろの修行の結果として得られた「さとり」の智慧をいう、
とのこと。(ウィキペディアより)
いかにも”さとり”がひらけそうな感じのする飲み物ではありませんか。
となれば、飲まないわけにはいきません。
湯飲みで一杯、二杯、三杯・・・飲み続けること小一時間。
気分は高揚してくるものの、”さとり”をひらける気配は全くありません。
どうやら、般若湯で”さとり”をひらこうとする発想自体、かなり無理があったようです。
やはり、”さとり”に関しては、阿弥陀さまにおまかせするしかなさそうです。
「なす」おいしくいただきました。ありがとうございました。
※般若湯(はんにゃとう)・・・お寺でつかう「お酒」の隠語。ちなみにこの言葉は、浄土真宗では使いません。「お酒」は「お酒」です。