銚子の宝満寺さんでの法務はお盆参りをもって、いったんひと区切りつきましたので、
ちょっと遅い盆休みということで、休みを4日ほどいただきました。(20日位ぶりの休み!)
そこで、16日の夜、銚子を出発し、実家(高井寺)のある長野県高山村に帰ってきました。
海に囲まれている銚子から一転、山に囲まれている長野へ来たからでしょうか、
長野に住んでいる間はごく当たり前で見向きもしなかったお寺からの山々の景色が、
とてもすばらしく思え、思わず感動してしまいました。
また、17日の夜、長野の友人K君と久しぶりに食事に行きました。
この友人K君は、私がまだ20代前半、長野に住んでいた頃に勤めていた会社の同僚でした。
同い年ということもあって仲良くさせていただいてまして、それ以来の長いつきあいです。
実は昨年K君は、糖尿病性の目の病気で目の手術をしました。
状態は快方に向かいつつも視力が現在0.1以下ということで、まだ完全には戻ってないそうです。そのK君が食事の際に笑いながら何気なく、
「昔は視力2.0で見えるのが当たり前だったんだけどな・・・」
と言ったのが印象に残りました。
ふと、
「死は必然なり、生はおどろきなり」
という言葉をどこかで見たのを思い出しました。
「当たり前のことって、決して当たり前じゃなくむしろ驚くべきこと。」
おかげさまで、実りある休暇を過ごさせていただきました。