さとりがひらける飲み物?

採れたての茄子(なす)をいただきました

採れたての茄子(なす)をいただきました

今日、ご門徒さんから「なす」をおすそわけしていただきました。
おいしそうな「なす」です。
さて、「なす」をどうやって食べようか、考えること1分。

僕の「なす料理」のレパートリーが「麻婆(まーぼー)なす」しかないことに気づきました。

二度と戻らぬ貴重な時間です。
早めに気づけてラッキーでした。

そうと決まれば、さっそくネギと一緒に炒めます。

炒め中

ひき肉と麻婆(まーぼー)なすの素(もと)を入れて・・・

麻婆なす

ひき肉、麻婆なすの素を投入!

麻婆なす完成

麻婆なす完成

完成。
さて・・・、これだけでは、ちょっともの足りないような気がします・・・。

ふと、古来から日本の寺院で脈々と語り継がれてきた?「般若湯(はんにゃとう)」なる飲み物があったのを思い出しました。

調べてみると、「般若(はんにゃ)」とは、
一般に「智慧」のことを言い、仏教におけるいろいろの修行の結果として得られた「さとり」の智慧をいう
とのこと。(ウィキペディアより

いかにも”さとり”がひらけそうな感じのする飲み物ではありませんか。
となれば、飲まないわけにはいきません。

湯飲みで一杯、二杯、三杯・・・飲み続けること小一時間。
気分は高揚してくるものの、”さとり”をひらける気配は全くありません。

どうやら、般若湯で”さとり”をひらこうとする発想自体、かなり無理があったようです。

やはり、”さとり”に関しては、阿弥陀さまにおまかせするしかなさそうです。

「なす」おいしくいただきました。ありがとうございました。

般若湯(はんにゃとう)・・・お寺でつかう「お酒」の隠語。ちなみにこの言葉は、浄土真宗では使いません。「お酒」は「お酒」です。

麻婆なすと「般若湯」

麻婆なすとやはり、いただきものの「般若湯」

毛虫

毛虫

宝満寺、毛虫大量発生中!

宝満寺の桜の木に毛虫が大発生しはじめたので、
昨日業者さんが来て、桜の木に薬をまいてました。

この毛虫、「モンクロシャチホコ」という蛾の幼虫だそうです。
気持ち悪いですね・・・。

でもこの毛虫当人?からすれば、毛虫として生まれ、毛虫として必死に生きているだけ。

気持ち悪いなんて言われる筋合いはありません。

結局、いい虫、わるい虫、決めているのは人間、つまり僕自身です。

 

今日、桜の木の下で丸くなって死んでいた毛虫を見つけ、

ふと、そんなことを思えましたので、

小さなこえで、「なまんだぶ」と言ってみました。